ホーチミン「サービスアパートメント」で夫婦2人生活|帯同主婦が感じたメリット・デメリットのまとめ

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ホーチミン「サービスアパートメント」で夫婦2人生活|帯同主婦が感じたメリット・デメリットのまとめ
tsu

ベトナムホーチミン在住主婦のtsuです。

ベトナムホーチミンで駐在員(&帯同する家族)が物件探しをする場合、

  • アパート(コンドミニアム/マンション)
  • サービスアパート
  • 一軒家(ビラ)

の3つの中から居住地を選ぶことになるかと思います。

我々夫婦2人(子なし)は「サービスアパートメント」を選択し、ホーチミン生活をスタートさせた訳ですが…

この記事では、サービスアパートメントに約1年住んでみて分かったメリット・デメリットをまとめています。

「良い点」「悪い点」小さいことも思いつく限りすべて書くので、部屋決めするときの参考にしてみてください^^

目次

サービスアパートメントについて

サービスアパートメントイメージ画

「サービスアパートメント」は、家具・家電の他にメイドサービス(掃除やベッドメイキング)がついているのが一般的です。

家具や調理器具が充実したホテルに住むという感覚が、近い気がします。

単身者の方におすすめですし、実際人気がありますが、家族連れで住める物件も多々あります。

我々夫婦の場合、住んでいるサービスアパートメントの大家さんが日本語を話せるので、困りごとの相談などもLINE等でスムーズに行え、初めての海外生活でも安心できました。

各サービスアパートによって違いはありますが、家具家電については、ダイニングテーブル、ソファ、テレビ、ベッドなどはもちろんのこと、ヘアドライヤーなどの小物家電製品、寝具、リネン類(バスタオル、フェイスタオル等)、食器、調理器具等もひと通り揃っている場合がほとんどで、すぐに生活がスタートできます。

住んでわかった「メリット」

メリットイメージ画

「飲料水」家賃に込み

私たちの住んでいるところはウォーターサーバーが備え付けで、約19Lボトル×4本まで毎月家賃込みです。ベトナムの水道水は直接は飲めないため、浄水器を設置するか、飲料水を購入(もしくは、定期デリバリー)することになると思うのですが、正直自分たちで手配するとなるとかなり面倒。なので、本当にありがたいです。

ちなみに、月/19L×4本は夫婦2人であれば、ちょうどいい量。(麺類が増えると超過して月/5本の時もありますが。)

全てのサービスアパートメントに当てはまるかは分かりませんが、他のサービスアパートメントに内覧に行った時も、交渉次第ではウォーターサーバー+水をつけられそうでした。

しかも!!

住んでいるところは、空になったボトルを警備員さんに持っていくと、お部屋まで運んで、ウォーターサーバーに設置してくれます。地味に大変な作業をやってもらえるのもありがたい。

「メイドサービス」がすごすぎる

これは、サービースアパートメントに住む最大のメリットではないでしょうか。

私たちの住むアパートのメイドサービスは、掃除が週5、洗濯が週6

お掃除では、床や棚の水拭きから、食器洗い、トイレ掃除、シャワー室掃除、ゴミ回収、何なら食器棚の整理までしてくれます。

ベッドのシーツ交換は週3。ベッドメイキングは毎日。

専業主婦でも家事に追われず自分の時間を大切にできます。

「年末大掃除」もやってくれる

これは、年末に驚いたことなのですが、ちゃんと年末のリセット掃除もしてもらえるんです。カーテンやソファーカバーなど、普段なかなか洗えないものを洗濯してくれたり、カーテンレールなどのホコリを綺麗にしてくれたり!

カーテンを全て回収され外から丸見えになったので、その日は外出を余儀なくされましたが(笑)。気持ちよく新年を迎えることができたので、「サービスアパートメント」のサービス力の凄さを再確認しました。

「洗剤」「トイレットペーパー」などは実質無料

掃除や洗濯といったサービスが付いているので、それらの家事に付随した日用品(洗剤洗剤、掃除用具、トイレ掃除用洗剤など)やキッチン周りの備品(食器洗い洗剤、ふきん、スポンジなど)は購入不要です。

私たちの住んでいるサービスアパートメントでは、トイレットペーパーも掃除のタイミングで無料補充してもらえます。

自分で準備しているのは、ハンドソープ、下着を手洗いする用の洗濯洗剤、ティッシュペーパーくらい。

トイレットペーパーや洗剤類は、重かったり、大きく嵩張ったりと買い物中に厄介なので、その点でもとてもありがたい!

「部屋の不具合」はすぐに対応

以前、換気扇が動かなくなった時に、掃除のタイミングで用務員のおじちゃんに声をかけたらすぐに直してもらうことができました。

また、夜ごはんの準備中(20時近かったと思います)、IHコンロの電源が入らず使えなくなった際も、大家さんに連絡したらすぐに修理・交換してくれました。

テレビの調子が悪くなったらすぐに違う部屋のテレビとチェンジしてくれるし、エアコンが臭くなったらすぐ掃除してもらえる。

日本に住んでいたら、都度料金と時間がかかりそうな案件が、すんなり解決するので生活しやすいです。

「クリーニング」もしてもらえる

ここまで頼るなよ!と思われるかもしれませんが…

クリーニングをお願いできる近場のお店を大家さんに聞いてみたところ、やっておくよ〜とのお返事!メイドさんがクリーニングしたい洋服を取りに来てくれて、後日クリーニング済みのスーツの返却がありました。

料金も特に発生せず(驚)。

ここまでしてもらっていいのですか?と思うほど。

「靴」も洗ってもらえる

他のサービスアパートメントでも同様かは分かりませんが…

洗濯物は部屋の前の備え付けBOXに入れておくルールとなっており、朝の洗濯物回収のタイミングで、洗って欲しい靴を洗濯物と一緒にBOXに出しておくと靴も洗ってくれます。

「アリ駆除」もしてもらえた

ベトナムに住んでいると、サービスアパートメント・コンドミニアム問わず、室内のアリに悩まされることも多いのではないでしょうか?

案の定、私たちの住んでいるサービスアパートメントも例外ではなく、シロアリが定期的に出現…

これもメイドさんに知らせると、アリコロリのような強力なアリ駆除商品を設置してくれます。これが本当に優秀で、翌日にはアリがいなくなるんです!

自分たちで買いに行くとなると、どこに売っているか?どの商品が良いか?地味に困りますし、お金もかかるので助かります。

総合すると「生活費安く済む」かも?

メイドサービスが付いている分、コンドミニアムより高くなります!という内容を度々目にしますが、そうとは限らない気がします。

サービスアパートメントによっては、電気や水道代込みで契約できることが多いです。(しかもある程度1ヶ月の使用量が把握できていて、使用量範囲内での賃貸契約が上手にできればかなりお得。)

さらに先ほど書いた日用品の購入がほとんど不要だと考えると…(水も買わない、洗剤もいらない、トイレットペーパー買わない)

長期で住むなら、出費が減り、総合すると生活費が安くなる可能性は十分にあります。

住んでわかった「デメリット」

デメリットイメージ画

「掃除のタイミング」が読めない

掃除時間は、100%同じ時間に来るわけでは無く、1−2時間は前後します。

そろそろ来るかなー、来たら買い物行こうかなーと思っていると来ないし、今日は早めに外出しちゃおう!と歯磨きや化粧をしていると来ちゃう(笑)

一番困るのは、着替えている時・トイレに行きたい時。

特にトイレは、そろそろ来るかなー、ちょっと我慢しておこうかなと思うと、なかなか来ず…大体OUTなタイミングで掃除に入ってきます。

部屋に誰もいないと思っているメイドさんと、トイレから出た時に鉢合わせするのはかなり気まずいし、めっちゃ驚かれたこともあります(申し訳ない)。

「早朝突入」「早朝ピンポン」がたまにある

我々が住んでいるサービスアパートメントでは、週3でシーツ交換があります(曜日は固定ではありません)。

シーツ交換の日は掃除のタイミングより早くメイドさんが来てくれます(つまり、その日はシーツ交換と掃除で2回お部屋にピンポンして入ってきます。)。

そのシーツ交換の突入タイミングは統一されておらず、思ったより早くお部屋訪問してくるメイドさんがたまーにいるんです。

早いとAM7時すぎに突入してくることも!夫は6:30頃には会社へ出発するので、その後少し眠くなってウトウトしているところに「ピンポーン、ガチャっ」と入ってくると心臓が止まりそうになることも…

また、洗濯物はAM7時頃までに部屋の前にあるBOXに入れておくと回収してくれるのですが、これも稀に早いメイドさんがいます。

土曜日の朝。ゆっくり寝ていたいところですが、AM6時半に「ピンポーン」と来た時には、これまた心臓が止まるかと思いました…(洗濯物出てないよ〜のピンポン対策としては、前日夜にはBOXに入れて置くのが一番です。)

掃除に来た時なんとなく「気まずい」

平日お仕事に行かれている方であれば、気にならない点かと思いますが、専業主婦でお家にいると、メイドさんが掃除に来た時に「何かしていた方がいいかな」と少し複雑で気まずい気持ちになります。

掃除をやってもらっている最中にぼーっとテレビを見るもの悪いかな、ソファーにごろんとしているのも違う気がするし。

個人的には、机でPCをいじっているスタイルに落ち着いていますが、最初の頃はかなりソワソワしました。

また、「パジャマでいるか」「化粧をするか」も初期の頃は悩みました。

結論、「服は一応着替える」「化粧は外出しなければしない」で現在落ち着いています。たまにはパジャマで一日中過ごしたい(←私だけ?)という日もありますが、それでもなんとなく部屋着的なものに着替えています。

掃除後たまに「雑巾臭い」

たまに床拭きのモップが生乾きで、床掃除後に臭う日があります。

気になる人は気になるかも。

そういう時は、窓全開で換気しますが、ベトナムでは網戸文化がないので、虫が侵入してくるリスクがあります。

「バスタオル」類、他の住人と兼用かも?

これは気になり出すとキリがないことですが…

バスタオル・バスマット・ベッドシーツなどのリネン類は、サービスアパートメントに備え付き。これらに「部屋番号」などは書かれていないので、おそらく一括洗濯して部屋は関係なく置かれているのだと思います。

ホテルでは当たり前なので、気にしすぎな気もしますが、他の部屋の人と同じバスタオル使ってるんだーとか思うと複雑な気持ちになったりします。(気になる方は、バスタオルなどを自分たちで準備した方がいいです。)

服に「部屋番号」が書かれる、ボールペン跡がついていることも

我々の住んでいるサービスアパートメントでは、洗濯物は他の部屋の住人のものと混在しないように、洋服のタグなどに「部屋番号」が書かれます。

稀に、メイドさんがタグを発見できないと、洋服の生地に直接「部屋番号」を書かれるなんてことも。滲んで表からでもわかる場合、少し恥ずかしいです。

また、部屋番号を書くボールペンで気づかず布に跡がついてしまうこともあるようです。(たぶんメイドさん達は気づいていない)

お気に入りの洋服や高い洋服で番号を書かれたくない(もしくはそういったボールペン汚れが嫌)という場合は、自分で手洗いしています。

「洗濯物」は稀に帰って来ない

他の部屋の住人分も一括洗濯してくださっているので、洗濯物が違う部屋に届いてしまうこともあります。間違って届いた洗濯物を返却するBOXがあるので、そちらに返却すると正しいお部屋に帰っていくシステムになっているのですが、受け取った住人が気づかなければその服は2度と戻らず…ということもあります。

エアリズム系は「必ず穴が開く」

我々が住んでいるサービスアパートメントでは、洗濯に出した薄い肌着等は、かなりの確率で穴が開きます。

洗濯機の中や干している最中に引っかかるのかも…基本エアリズム系は穴だらけです(笑)

「防犯的にどうなの」感はある

家主が不在であれば入りませんとかではないので、メイドさんや守衛さん(警備員さん)など、基本的に誰でもいつでも入れます。

掃除以外にも「エアコンのメンテ」「給湯器のメンテ」「壁の補修」などで入ってくることも多々あります(事前にお知らせが大家さんから来ることもありますし、予告無しのこともあります。ベトナムあるある。)

なので、メイドさんや守衛さん(警備員さん)を疑うわけでは無いのですが、本当に盗まれたら困るものは、金庫に入れて保管しています。

「みられたくないものを常に隠しておく」のが意外と大変

私は、下着などをメイドさんに洗ってもらうのが憚れるので、自分で手洗いしています。

手洗いしたものは、部屋で陰干ししているのですが…

メイドさんは毎日掃除のタイミングで入ってくるので、干す場所や干す時間帯にかなり気を遣っています。

掃除サービスが終わったのでお部屋で下着を手洗いして干していると…忘れ物や補充品、部屋のメンテのためにもう一度メイドさんや守衛さん(警備員さんなど)が入ってくるということも多い!正直隠そうと思っても難しい。。

見られても気にしない精神が必要です。

サービスアパートメントに住んでみて…結論

駐在員に帯同している主婦が住んで感じた「メリット」「デメリット」をまとめてみました。

この記事を読んでみて、私が書いたデメリットに対して「なーんだ!そんなもんか!」と思えるようなら、サービスアパートメントはかなり快適に過ごせるのでオススメできます。

一方で、メイドさんが入ってくることをストレスに感じる奥様方が多いのも事実(物件内覧でお世話になった不動産会社の方も言っていました。)。住んでいる家に居心地の良さを感じないのは一番よくないので、その場合はコンドミニアムなどが向いていると思います。

tsu

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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