〜家庭で普段使いできる?ベトナム食材〜
昆布/PHO TAI(Phổ tai)
ベトナム駐在中の方々は、
日本への一時帰国の際に、思い思いの食材をベトナムへお持ち帰りするかと思います。
ですが…
次の一時帰国までに賞味期限が切れちゃったよ、、
食べきっちゃった。高いけど日系スーパーで買おうか、、
こんなことは日常茶飯事。
日本食材はベトナムで買おうと思うと、1.5倍〜3倍の価格。。
代用品や普段使いできそうな食材が現地調達できれば一番いいですよね。
と言うことで!
家庭で普段使いできそうな「ベトナム食材」を購入・使ってみた感想をまとめていきます。これから渡航予定の方にも参考になると思います!
スーパーで見つけた「PHO TAI(Phổ tai)」
今回発見したのは、「PHO TAI(Phổ tai)」。
「Phổ tai」をGoogle翻訳にかけたところ「昆布」でした。
確かに、これはどう見ても切り昆布ですね。
日本で売っている切り昆布より、白い粉が多いですが、これはおそらく「マンニット」と言う昆布の旨み成分の結晶かと思われます。
発見場所
ホーチミンの日系スーパー「イオンシティマート」で発見しました。
炒りごまなどの売っている乾物コーナーにあります。
値段
50g入りで、18,000ドン(約112円)です。※2023年11月時点の値段(1ドン=0.0062円で計算)
切り昆布は一般的に、水戻しで約3倍程度になることを考えると、お安いかと思います。
「PHO TAI(Phổ tai)」開封
見た目
日本の商品とほぼ変わらない見た目。
触った感じは、カチカチに乾燥されたものではなく、若干水分量が多い印象。
少し白い粉の量が多いと感じますが、結晶化してサラサラした粉なので、問題ないでしょうと自己判断!
※もしも、ふわふわとした胞子のようなものが表面に付いていたら、要注意です。カビの可能性もあります。
昆布の傷み具合のチェック
- 臭い:昆布の香りではなくカビ臭い場合は、傷んでいる可能性があります。
- 目視:昆布の表面が、白い粉状のものではなく、ふわふわしたものの場合、カビが発生して胞子をのばしている可能性があります。
香り
しっかり、昆布の磯の香りがあります。
「都昆布」のような少し酸っぱい香り。
水戻し
今回は袋の1/3(約15g前後)戻してみました。
最初のお水は濁りますが、何度か水洗いしてぬめりをとると、綺麗な緑色の切り昆布に!
「PHO TAI(Phổ tai)」を調理してみる
定番の炒め煮
切り昆布と言ったら、定番の切り昆布煮です。
日本製品ではないので、水戻し後は念のためよく水洗いしてぬめりを取ってから調理しました。(旨み成分が抜けてしまうのが少し残念ですが…)
今回入れた具材は、「PHO TAI(Phổ tai)」「椎茸」「人参」のみ。
完成品の味は、普通に日本で調理する切り昆布煮と変わらず。とっても美味しいです。
昆布の香りと出汁感もちゃんと出ています!
副菜として使えるし、余ったらご飯と混ぜ込んで「昆布飯」にして冷凍保存も可能。
まとめ
ベトナムスーパーで発見した「PHO TAI(Phổ tai)」。
日本語では、昆布。
値段は50g入りで18,000ドン(約112円)と安い。
ベトナムでも和食を作りたい方におすすめ!
日本で売っている「切り昆布」と大差なし!めっちゃ使える!
※こちらの記事は、2023年11月時点の値段や販売場所情報です。(価格は1ドン=0.0062円で計算)