〜家庭で普段使いできる?ベトナム食材〜
海藻(海苔)/RONG BIEN XANH
ベトナム駐在中の方々は、
日本への一時帰国の際に、思い思いの食材をベトナムへお持ち帰りするかと思います。
ですが…
次の一時帰国までに賞味期限が切れちゃったよ、、
食べきっちゃった。高いけど日系スーパーで買おうか、、
こんなことは日常茶飯事。
日本食材はベトナムで買おうと思うと、1.5倍〜3倍の価格。。
代用品や普段使いできそうな食材が現地調達できれば一番いいですよね。
と言うことで!
家庭で普段使いできそうな「ベトナム食材」を購入・使ってみた感想をまとめていきます。これから渡航予定の方にも参考になると思います!
「海藻類」輸入品はベトナムで買うと高い
海藻ってあると便利ですよね。
忙しい日のお味噌汁にぽんっと入れるだけでいい「ワカメ」や「磯海苔」。
おかずに困った時に1品、海藻を使った酢の物やサラダ。
意外と消費するので、あれよあれよと、日本から持ってきた在庫が残りわずか。
しかしながら、ベトナムで日本製品の海藻類を買おうと思うと本当に高いです。
例えば「カットわかめ」。
日系のスーパーやコンビニで見つけたものは、
日本製日本産35gで99,000ドン(約604円)、日本製中国産40gで74,000ドン(約451円)。
日本だと100均で売っていそうなものがこの値段Σ(゚д゚lll)
もう少し安く手に入ると嬉しいのですが、、
(そんでもって、磯海苔は売ってなくないか。。?)
ベトナム産の海藻「RONG BIEN XANH」発見!その値段
スーパーで買い物をしていたところ見つけたのが「RONG BIEN XANH(Rong Biển Xanh)」。
英語で「SEA WEED(海藻)」と書かれてる。
発見場所
ベトナムに住んでいる方にお馴染みのスーパー、
「WinMart(ウィンマート)」です。
ホーチミン1区のビンコムセンター内の店舗。
しかも、韓国海苔とかが並んでいる乾物コーナーではなく、野菜コーナー(玉ねぎの横)にひっそりと置かれていました。
「RONG BIEN XANH」ってなんだろう?
翻訳アプリで確認したところ、やはり海藻であることに間違いなし。
英語でSEA WEEDって書いてますしね〜。
ベトナムの方にどんな海藻か確認したところ、なんと「海苔」らしい!この形状は磯海苔かしら?と少しワクワク!!
値段
30g入りで32,000ドン(約195円)。
この価格なら、ベトナムで日本製品の海藻を買うより「お得」です。
「RONG BIEN XANH」そのままだと…
見た目
袋から出すと、思ったより鮮やかな緑。
結構長めにカットし乾燥された海藻でした。
香り
袋を開けたときの香りは、「磯海苔」!!
海苔そのものでした。
しかし、乾燥状態で触った感じは、磯海苔のモロモロ崩れる感じはなし。
味・食感
水戻しして味見してみたところ、
正直ほぼ無味(笑)
食感は、「海苔」というより「わかめ」に近いです。でもワカメほど肉厚ではなく、ペラペラで、歯切れも悪くて(あまりいい表現ではないけど)ビニールっぽいかな。。と感じました。
「RONG BIEN XANH」を調理してみる
味噌汁
そのまま使える日本のカットワカメ的感覚で使用したところ…
味が無味なので、味噌汁に食感の悪い海藻が浮いている感じ。
「カットわかめ」や「磯海苔」感覚で味噌汁に入れるのは、正直おすすめできないです。
何か工夫が必要。
炒める
水戻しした「RONG BIEN XANH」をザク切りし、ニンニク+ごま油+長ネギで炒めてみました。
味付けは、みりん・醤油・コチュジャンで甘辛く、最後に炒りごまを混ぜて完成。
これはなかなか良い。
そのままおつまみとして食べてもいいし、写真のようにサラダに乗せてドレッシング代わりにするのもOK。ただ、食べ進めるとやはり食感が気になる。
酢で和える(酢の物)
きゅうり、ささみ、もやし、RONG BIEN XANHで酢の物に。
「RONG BIEN XANH」は水戻し後、細かめにカットして、さらに茹でて使用しました。
これはおすすめ調理法!食感も気にならないし、わかめの代用として使える。
まとめ
ベトナムスーパーで発見した「RONG BIEN XANH(Rong Biển Xanh)」。
海藻(ベトナムの方曰く、海苔らしい)。
味や食感は決して海苔ではない、どちらかというと薄っぺらいわかめ。
値段は32,000ドン(約195円)。
上手く調理すれば「ワカメ」の代用品として使える!
※こちらの記事は、2023年10月末時点の値段や販売場所情報です。