こんにちは!tsuです。
今回は、はじめて夫の住んでいるベトナムに行ったときの、ベトナム語の発音って難しいと体感した出来事について。
近所のお店にて
コロナが落ち着き、ベトナムに観光で入国ができるようになっていた2022年10月。夫に会いにベトナム旅行へ行きました。はじめてのベトナム!10日間滞在する中で、ベトナムに引っ越してもやっていけそうか?駐在妻体験も兼ねていました。
夫はすでに何年かベトナムで生活しているため、かなり地域に馴染んでいるようで、近所のバインミー屋さんのおばちゃんに、私のことを紹介してくれました。(平日は、ほぼこの店でコーヒーを買っているのだとか。)
「妻」はベトナム語で「vợ(ヴォ)」というそうです。
私のことを指し「vợ(ヴォ)」と紹介すると、なぜかベトナム人のおばちゃんは大爆笑。
夫が結婚していたとは思わなかったのか??妻がいたとは!!という笑いなのか??
その時は、なんで笑っているんだろうと疑問に思いつつ、和やかな雰囲気ではあったので、ベトナムの方って陽気だな〜とか、のんきに思っていました。
ベトナム語で妻は「vợ(ヴォ)」、牛は「bò(ボー)」、ついでに父も「bố(ボー)」
夫が仕事に行っている平日の昼間。
手元にあったベトナム語の本を読んでいると、こんな内容が目に飛び込んできました。
日本語 | ベトナム語 |
---|---|
妻 | vợ(ヴォ) |
牛 | bò(ボー) |
父 | 北部:bố(ボー) 南部:ba(バー) |
愛人、ハニー | 北部:bồ(ボー) 南部:ghệ(ゲー) |
えー!!全部日本語にしたら「ボー」じゃん!夫よ、このこと知っているのか?
この間バインミー屋さんのおばちゃんが笑っていたのは、違う意味でとらえられたのかも。
なんか、、恥ずかしい。。
ベトナム語は発音が難しい
ベトナム語は習得が難しいと言われる言語の1つです。
その理由の1つが「発音」の難しさ。
発音というと英語のように「舌を使って上あごにくっつけて…」と思いますが、どちらかと言うと声調(音の高低、上がり下がり)を使い分けて発音をするという感じになります。
おまけに、日本語の母音は「あ・い・う・え・お」の5母音ですが、ベトナム語は「あ3種類(a â ă)・い2種類( i y)・う2種類(u ư)・え2種類(e ê)・お3種類(o ô ơ)」の12母音、声調においては6種類もあります。
★ベトナム語の声調記号と発音の仕方(6種類)
そのため、ベトナム語の発音はなんとなく音があっていれば伝わるということはなく、むしろ少しの違いで相手に思いを伝えきれない(誤解されてしまう)ということが起こるわけです。
今回の妻「vợ(ヴォ)」・牛「bò(ボー)」・父「bố(ボー)」も、日本人からしたらローマ字読みすると「ボー」じゃんと思ってしまいますが、その文字の上下にある声調記号を読み取り発音することがとっても大切なんですね。
まとめ
夫と、近所のバインミー屋さんのおばちゃんとのやりとりから、ベトナム語の発音の難しさを学んだ体験でした。生活にも慣れてきたので、少しずつベトナム語をマスターして、現地の人とのコミュニケーションの幅を広げていきたいなと思っている今日この頃。
声調が必要なんて。日本語にはほぼない感覚だけど、抑揚に音の上下、ものまねが得意な人は上達が早そうですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。