こんにちは。ベトナムホーチミン在住のtsuです。
一時帰国中、日本に住んでいる親にベトナムを感じてもらおうと思って作った「バインミー」。
意外と好評だったので、どんな食材を選んで作ったかまとめてみたいと思います。
スーパーでで揃うものが多く、あっという間に作れるので、「バインミーを作ってみたい!」って方、ぜひ真似してみてください〜^^
日本で作る「バインミー」レシピ
日本で作るなら、材料は何を選ぶ?
- フランスパン
- バターまたはマーガリン
- レバーパテ
- 焼き豚(ハムでも可)
- きゅうり
- 玉ねぎ
- 紅白なます
- パクチーまたは三つ葉 ←これ重要
- スイートチリソース
- ヌクマム(魚醤)/フライドオニオン(あれば)
フランスパン
日本で作る場合、一番重要なのがフランスパン選びです。
日本でフランスパンというと、硬くて噛みきれない、トーストするとガリッとした食感のものをイメージしますが、ベトナムのバインミーを作る場合は柔らかめのサクッとした食感のものを選びましょう。
私が今回使用したのは、山崎製パンの「バゲット」です。柔らかいバゲットで焼くとサクサクになり、バインミーにぴったりでした!
バターまたはマーガリン
バターでもマーガリンでも、家にあるものでOKです。
私は、家にあったネオソフトを使用しました。
レバーパテ
輸入食品の売っているお店や、スーパーのお酒を売っているコーナーに置いてあることが多いです。鴨のパテなどもありますが、バインミーを作るのであれば、豚のパテがおすすめです。
今回はフランス産Henaff「パテ・ド・カンパーニュ (田舎風のパテ)」を使用しました。
焼き豚(ハムでも可)
手作りできる方は作った方が美味しいですが、スーパーのハムコーナーに売っている真空包装の商品でも美味しく作れました。
焼き豚が見つからない場合、ハムで代用してもいいですが、その場合は少し厚めの肉肉しいハムを選んでいただいた方が良いかと思います。
野菜
今回は「きゅうり」「玉ねぎ」「紅白(大根・にんじん)なます」を使用しました。
「紅白なます」は前日に作っておいてください。
そして、パクチーがスーパーで見つからなかったので「三つ葉」で代用しました。(←おすすめです!合います。)
スイートチリソース
今回は日本のスーパーで売っているユウキ食品のスイートチリソースを使用しました。最近はスーパーにもよく売っていますが、見つけられない場合はカルディなどの輸入食品店に行くと売っています。
ヌクマム(あればでOK)
ヌクマムはナンプラー(魚醤)のことです。ベトナム料理やタイ料理をよく作るお宅には1本あるかも。
お家にある方は、よりエスニックな風味になると思うのでかけてみてくださいね。無ければわざわざ買わなくても大丈夫です。
↓写真は実際に使ったヌクマムとは異なりますが、ベトナムのフーコック島で作られているヌクマムです。旨み成分が多いので、本格的なベトナム料理を作りたい方におすすめです。
フライドオニオン(あればでOK)
フライドオニオンがあれば、一気に味に深みが出ます。
今回はカルディで買ったフライドオニオンがあったので使用しました!
作り方(2人分)
- きゅうりはスティック状に切る。(半分の長さに切ってさらに縦半分に切る。 1cm程の幅を目安に縦に3等分に切る/細ければ2等分にする。)
- 三つ葉は葉の部分をメインに5cm程にちぎったものを6本用意する。(好みで増やしてOK)
- 玉ねぎ4分のを薄くスライス切りにして、塩1つまみを振り5分置く。5分後に水気を絞る。
- なますは、一般的な紅白なますを前日に仕込んでおくと当日楽。※少し太めの千切りで作ると、パンに挟んだ時に存在感があり美味しい!
- 既製品真空包装の焼き豚を0.5〜1cmと厚めに8〜10枚カットし、黒胡椒をふる(黒胡椒はなくてもOK)。
- フランスパンは食べたい量だけカットする。今回は、山崎製パンの「バゲット」を3分の2使用(2人分)。
- カットしたフランスパンの側面に切り込みを入れ(後で具材を挟むため)、オーブントースターで表面がカリッとするまで焼く。
- 焼き上がったフランスパンの側面切れ込みをちぎれないように開き、バター(マーガリン)を上下に塗る。
- バター(マーガリン)を塗った上にレバーパテを塗る。
「その1」「その2」の具材をお好み量、ぎっしり挟み込む。手元にフライドオニオンがあれば一緒に挟む。
具材を詰め込んだ切れ込みを上にして、スイートチリソースをかけて2等分(2人分にカット)して完成。※ヌクマムもあれば、少量かける(かけすぎると塩辛くなるので注意!)。
完成品を実食、その感想
日本にいながら、かなりクオリティーの高いバインミーが作れたと思っています!
特に、山崎製パンのバゲットはバインミーを作るためにあるのかと思う程、ベトナムのフランスパンの食感に近く焼き上がります。パリパリしていて硬くないので食べやすい。
お時間がある方は、焼き豚を手作りしてみるともっと美味しくなるので、チャレンジしてみてほしいです^^
最後に
「日本のスーパーで揃うものでのバインミー作り」をまとめました。
重要なのはフランスパン選びです!柔らかめで焼くとパリッとするバゲットを選ぶと、ベトナムのバインミーに近い仕上がりが期待できるかと思います。
ご興味のある方は、こちらの材料とレシピを真似して作ってみてくださいね🇻🇳