もうすぐゴールデンウィーク。
ホーチミンからから少し足を伸ばしてプチリゾート旅行に行ってみませんか?
フーコック島は、ホーチミンから飛行機に乗り1時間程度(うまく航空券を取れば片道10,000円以内)で行ける「綺麗な海」と「美味しい魚介が食べられる」リゾート島。
SUP・バギー・ウォーターパラシュートなどのアクティビティが充実しているホテルも多く、カップル・夫婦・お子様連れでも楽しめます。
私たちは、昨年のGWに夫婦2人でフーコック島「ゆるく詰め込みすぎない2泊3日旅」をしてきました。
この記事の内容
- フーコック島とはどういう場所か
- 「日本」「ホーチミン」それぞれからのアクセス方法
- フーコック宿泊「3エリア」の特徴
- 夫婦2人ゆるく詰め込みすぎない!2泊3日のコース紹介
「フーコック島について(アクセス方法、エリアなど)」「ナイトマーケット情報/2023年」「ケーブルカー情報/2023年」「交通手段と価格」を混じえつつ、夫婦2人でどのように過ごしたのかをまとめています。
フーコック島とは
フーコック島は、ベトナムとカンボジアの国境近くの海(タイランド湾)に浮かぶベトナム最大の島です。
ホーチミンからは飛行機で1時間ほどで行くことができる南の島ということで、ベトナム人だけでなくベトナム在住日本人にも人気のリゾート地。
リゾートホテルに安く泊まれるのでゆっくり滞在するも良し!アクティビティ・美味しい海鮮・ナイトマーケットなどに繰り出すのも良し!滞在の仕方によって楽しみ方が変わってくるのも魅力の一つです。
フーコック島へのアクセス
日本からのアクセス方法
2024年4月時点で、日本からフーコック島への直行便はありませんでした。
そのため、1度ハノイかホーチミンで乗り換えが必要です。
- 日本→ベトナムハノイ(ノイバイ国際空港)→フーコック島(フーコック国際空港)
- 日本→ベトナムホーチミン(タンソンニャット国際空港)→フーコック島(フーコック国際空港)
韓国やタイからだと直行便もあるので、他の国に立ち寄ってからフーコック島に来る方も増えているようです。
ホーチミンからのアクセス方法
ホーチミン(タンソンニャット国際空港)からフーコック島(フーコック国際空港)へは、直行便が出ています。約1時間のフライトで到着します。
※私たちはベトナム航空を利用しましたが、若干のフライト遅延がありました。記事後半の夫婦2人ゆるく詰め込みすぎない旅!2泊3日のルート紹介にまとめています。
フーコック宿泊「3エリア」の特徴
フーコック旅行では、大きく分けて「北部」「中部」「南部」の3つのエリアから宿泊先を選ぶことになります。私たち夫婦は2泊3日で、中部エリア・南部エリアに1泊ずつ滞在しました。
北部エリア
フーコック公立公園があり、緑の自然が広がるエリアです。ハイキングやトレッキング目的で訪れる外国人も多いです。
また、Vinpearl Safari(ヴィンパールサファリ/動物園)やVinpearl Land(ヴィンパールランド/遊園地)、Thủy Cung Vinpearl Land(トゥイクーンヴィンパールランド/水族館)など、お子様連れが楽しめる施設がまとまっています。
中部エリア
★私たち夫婦が1日目に滞在したエリア
空港から近く、レストランも多いエリアです。ナイトマーケットが開催されているのもこのエリアです。フーコック島で連泊するなら、初日に泊まると色々周りやすいと思います。初日夜にナイトマーケットを楽しみ、2日目以降に北部か南部のエリアに移動してアクティビティやテーマパークを堪能すると効率よく島を楽しめます。
南部エリア
★私たち夫婦が2・3日目に滞在したエリア
フーコック島の中で特に澄んだ海が見られるエリアです。
そのため、海岸沿には、プライベートビーチつきの高級ホテルが立ち並びます。リゾートホテルステイ目的で連泊するのがおすすめです。ちなみに、ホテルを出ると、飲食店などはほとんどないので、基本的にホテルで食事やアクティビティなどを楽しむことになります。(ホテルを出て色々楽しみたい場合、事前に交通手段の確保・ツアー予約などを計画的に行なっておくのが◎。)
夫婦2人ゆるく詰め込みすぎない旅!2泊3日のルート紹介
【1日目】「ナイトマーケット」メイン、のんびりPM出発
タイムスケジュール
- 11:00〜 「ザメルボルンカフェ」でブランチ
- 14:00〜 ホーチミンタンソンニャット空港(飛行機遅延あり)
- 16:00〜 フーコック国際空港に到着、Grabタクシーでホテルへ
- 16:50〜 宿泊ホテルにチェックイン
- 18:00〜 ナイトマーケット散策
- 19:00〜 ナイトマーケット内レストランで食事
- 21:00〜 ホテルへ戻り、1日目終了
11:00〜
「ザメルボルンカフェ」でブランチ
午後発の飛行機を予約していたので、その前にお昼ごはん。夜にフーコックのナイトマーケットで海鮮をいっぱい食べたいので、少し早めの時間です。
ベトナムホーチミンにある「The Melbourne Cafe(ザメルボルンカフェ)」でご飯をいただいてから空港へ向かったのですが、こちらのカフェの「サワードウ」パン、とても美味しいのでおすすめです。
14:00〜
ホーチミンタンソンニャット空港(飛行機遅延あり)
14:00には空港に到着済みです。今回の旅行ではベトナム航空を利用。予約した便は「14:35発/15:40着」でしたが、遅延が発生していました。
掲示板では14:50搭乗開始予定。みんな待ちきれず並んでいましたが、14:50に本当に搭乗スタートするかも定かではないので、座ってゆっくり待ちました。
私たちの搭乗するベトナム航空の便の遅延は40分くらいで済み、15:00過ぎに無事ホーチミンタンソンニャット空港を飛び立ちました。
16:00過ぎ〜
フーコック国際空港に到着、Grabタクシーでホテルへ
「予定通り1時間ほど」でフーコック国際空港へ到着。
ホテルの送迎予約をしていなかったので、Grabで移動しました。捕まえるのにそれほど時間はかかりませんでした(空港を出て15分くらいで乗れました。)
空港から宿泊するホテルまでは片道30分ほど、タクシー代金は約300K(約1,830円)でした。※2024年4月21日レート1ドン0.0061円で計算
16:50〜
宿泊ホテルにチェックイン
ホテルに到着です。チェックインして、部屋に荷物を置きます。ナイトマーケットは少し暗くなってきてからの方が賑わうということなので、1時間くらいホテル散策しながらゆっくり過ごしました。
宿泊したホテル「ザ シェルズ リゾート&スパ フーコック」の情報はこちらから
↓↓↓
18:00〜
ナイトマーケット散策
ナイトマーケットへ向けて、ホテル出発です。移動はGrabタクシーを利用しました。「ザ シェルズ リゾート&スパ フーコック」から「ナイトマーケット」までは片道15分ほどです。
行きに関しては、ホテルに何台かすでに待機しているタクシーがありましたので、アプリを使ってすぐに捕まえることができました。帰りもGrabアプリで配車しましたが、帰りは捕まえるのに少し時間がかかりました。タクシー代金は往復で約200K(約1,220円)。※2024年4月21日レート1ドン0.0061円で計算
フーコックナイトマーケットは、食べ歩きできる屋台・座って食べられる海鮮レストラン・お洋服屋さん・水着屋さん、かごバッグ屋さんなど、色々なお店が並びとても活気があります。
胡椒や魚醤の名産地でもあるフーコック島。日本ではなかなかお目にかかれない立派な胡椒の実は、身近な方へのお土産にも良さそうです。
ナイトマーケット内では他にも「King Kong Mart chợ đêm」でお土産が購入できます。地元のスーパーのようですが、胡椒・魚醤・フーコックの刻印がされたショットグラスなどが売っていました。
19:00頃〜
ナイトマーケット内レストランで食事
フーコック島に来たらやはり海鮮!ナイトマーケット内には、屋台だけでなく、座って海鮮をいただけるレストランが何軒かあります。レストランの多くが、お店の前に大きな生簀を設置しています。
生簀の中にいる生きたえびや貝などを指差しで選び、好きな調理法を伝えて料理してもらいます。選ぶ前には必ず料金を把握しておいた方がいいです。大体キロ単位の値段を教えてくれるので、食べたい個数やグラムを伝えます(キロで注文しなくても大丈夫)。
レストランの中に入るとメニュー表もあるので、メニュー表から飲み物や海鮮焼きそば・お粥などのお料理を選ぶこともできます。
かく言う私たちもナイトマーケット中心地にあるGoogle評価⭐︎1のお店「HUY BAOGoogle地図を開く」で夜ご飯をいただきました(ナイトマーケット内レストランは高評価のお店が少なめです)。
ぼったくりや店員さんの態度などで低評価のようなので、おすすめとは言いません!実際、サービス至れり尽くせり感は特にないです。でも、海鮮はとてもおいしかったー。特に大シャコ!!!
夫婦2人で、うに、貝、えび、大シャコ、牡蠣のお粥(これはイマイチ、量は多いですが牡蠣小さい、味は美味しい)、ビール(たんまり)頂いて約1,270K(約7,747円)でした。(←ぼったくられたかはわかりませんが、感覚的には注文時の価格通りの印象。※何度も書きますが、事前に値段を聞いて注文するのは大事です!)※2024年4月21日レート1ドン0.0061円で計算
夜ごはんの後は、屋台でクレープをいただきました。日本円で300円行かないくらい。
21:00頃
ホテルへ戻り、1日目終了
21:00頃になると、本当に混雑して歩くのも大変になってきます。
お腹も満たされたのでホテルへ戻ります。ナイトマーケットの人集りからちょっと外れた場所でGrabアプリを使い車を手配しました。捕まえるのに少しだけ時間がかかりました。
【2日目】AM「ケーブルカー」・PM「海へ沈む夕陽鑑賞」
タイムスケジュール
- 06:30〜 ホテルで朝食・プライベートビーチでアクティビティ
- 09:30〜 チェックアウト・南部エリア(ケーブルカー)へ移動
- 10:30〜 世界一のケーブルカーで景色を楽しむ
- 12:00〜 ランチのトマト麺・散策・アイス休憩
- 13:30〜 Grabタクシーで2日目のホテルへ
- 14:00〜 ホテルチェックイン
- 17:00〜 ルーフトップ・バーで夕陽鑑賞
- 19:00〜 ホテルの「SEA SHACK」で夜ごはん、そして散歩
6:30〜
ホテルで朝食・プライベートビーチでアクティビティ
朝一番、オープンと同時に朝食ビュッフェです。
その後は、ホテルのプライベートビーチで無料アクティビティのカヤックやSUPを楽しみました。
宿泊したホテル「ザ シェルズ リゾート&スパ フーコック」の情報はこちらから
↓↓↓
9:30〜
チェックアウト・南部エリア(ケーブルカー)へ移動
宿泊した中部エリアのホテル「ザ シェルズ リゾート&スパ フーコック」から、南部エリアにある世界最長のケーブルカーへ移動します。ホテルからは、約50分〜1時間かかります。
移動の車はgrabアプリで捕まえました。片道、日本円で約400K(約2,440円)でした。※2024年4月21日レート1ドン0.0061円で計算
ちなみに、行きで利用したgrabのおじちゃんが、帰りも迎えにきてくれると言ってくれたのでお願いしました。帰りの時間を聞かれたので、13:30頃にお迎えをお願いし、連絡先を交換、車のナンバーも写真で撮りメモしておきました。
10:30〜
世界一のケーブルカーで景色を楽しむ
フーコック島とホントム島を結ぶケーブルカーは全長7,899.9m で世界一の長さです。ケーブルカーから眺める海とヌクマム漁船の姿は圧巻!日本では見られない景色なのでおすすめですが、高所恐怖症の方にとってはきついかもしれません(汗)かく言う私も高いところは苦手なので、冷や冷やものでした。
Hon Thom Sun world ホームページ/新着ニュース情報より
12:00〜
ランチのトマト麺・散策・アイス休憩
戻ってきた後、ケーブルカー建屋内にあるカフェで少し休憩してから、「WOW QUÊ TÔI」というベトナム料理屋さんにランチに行きました。ケーブルカーからは少し歩きます。
いただいたのは「BUN RIEU CUA TPO MO DAC BIET(カニとトマトで出汁をとった麺料理/全部のせ」1杯70K(約427円)※2024年4月21日レート1ドン0.0061円で計算。トマトの酸味とカニ出汁の効いた美味しいスープの中には、ブンリュウという麺、厚揚げ、牛肉、ハム、海鮮団子などたくさん具材が入っています。
ランチ後は、街を散策しました。このエリアはヨーロッパの街並みを彷彿とさせるような、カラフルでおしゃれな建物がたくさんあります。ほとんどの店舗は埋まっていない、もぬけの殻状態ではありますが、ベトナムの若者の間では、写真撮影スポットとして人気のようです。
少し疲れたので「Pozaa Tea & Ice Cream italio」というカフェで休憩。ココナツとストロベリーのアイスクリームをいただきました。2つで104K(約634円)※2024年4月21日レート1ドン0.0061円で計算。
13:30〜
Grabタクシーで2日目のホテルへ
行きでお世話になったGrabのおじさんに再ピックアップしてもらいホテルへ向かいます。
ケーブルカーから宿泊ホテル「インターコンチネンタル フーコック ロング ビーチ リゾート」までは約20分。タクシー代金はお礼チップ込みで約388K(約2,367円)。※2024年4月21日レート1ドン0.0061円で計算
14:00〜
ホテルチェックイン
ホテルへ無事到着です。ホテルのロビーでチェックイン作業を行います。
「インターコンチネンタル フーコック ロング ビーチ リゾート」のロビーからの景色は絶景です。
チェックイン後は、ホテルの部屋でウェルカムフルーツをいただきながら、のんびり過ごしました。
17:00〜
ルーフトップ・バーで夕陽鑑賞
17:00からは、日没を見にホテルのルーフトップ・バーへ。お酒と軽食をいただきながら夕陽を待ちます。
少し曇っていたのですが、ちょうど夕陽が沈むタイミングで雲が流れていったので、絶景を拝めました。普段こういう贅沢な時間の使い方はなかなかできないので、時計を気にせず流れに身を任せてのんびりできたのが良い思い出です。
19:00〜
ホテルの「SEA SHACK」で夜ごはん、そして散歩
夕陽が完全に沈んだので、夜ごはんを食べにいきます。
夜ごはんもホテル内のレストランへ。「SEA SHACK」でいただきました。屋外席に着くと、訪問した日は生の歌とバンド演奏が行われていて(毎回かはわかりません)、日本ではなかなか味わえない楽しいお食事の時間を過ごせました。
夜ごはんの後は、少しホテル内を散歩しました。
プライベートビーチ方面からホテルを振り返ってみると、改めて立派なホテルです!!
「インターコンチネンタル フーコック ロング ビーチ リゾート」詳しい宿泊記はこちらから
↓↓↓
【3日目】ホテルで楽しむアクティビティ、そして帰路へ
タイムスケジュール
- 06:30〜 ホテルで朝食、プール・プライベートビーチを満喫
- 11:30〜 チェックアウト、ホテルのカフェで
- 12:30〜 フーコック国際空港へ移動、そしてホーチミンへ帰る
6:30〜
ホテルで朝食、プール・プライベートビーチを満喫
部屋で朝日を拝んだ後、ホテルの朝食ビュッフェへ。6:30頃にビュッフェに行くと、プールが一望できる絶景席が空いていました。景色を眺めながらのモーニングは最高でした。「インターコンチネンタル フーコック ロング ビーチ リゾート」朝食の様子は、別記事でまとめています。
その後は、ホテルのプール・プライベートビーチへ。チェックアウトが遅い時間でもOKなので、ギリギリまで楽しめるのもこのホテルの良いところです。疲れたら、お部屋に戻って珈琲タイム。
「インターコンチネンタル フーコック ロング ビーチ リゾート」詳しい宿泊記はこちらから
↓↓↓
11:30〜
チェックアウト、ホテルのカフェで
遅めのチェックアウト後は、飛行機まで時間があるので、どこかに行くことも考えたのですが…ギリギリまでゆっくりしたい!ということで、ホテルのカフェへ向かいました。空港移動までの1時間くらいを過ごしました。
12:30〜
フーコック国際空港へ移動、そしてホーチミンへ帰る
宿泊した「インターコンチネンタル フーコック ロング ビーチ リゾート」から空港まで車で約15分です。Grabアプリで配車し移動しました。(クラブラウンジ使用込みの宿泊プランで予約すると、無料送迎サービスがあります。通常宿泊プランの場合もお願いすると有料送迎サービスが利用できますが、有料送迎よりGrab配車した方が安いかと思います。)
無事空港到着、GW帰りのフーコック国際空港は混雑していました。
セキュリティ通過後は、飛行機に乗るまで、空港で軽くご飯を食べたり、お土産を見たりしながら過ごし、フーコック島→ホーチミンへと帰宅の途につきます。(旅の終わり
)まとめ
この記事では、私たち夫婦がゴールデンウィーク(GW)に訪れたフーコック島旅行についてまとめました。
おさらい
- フーコック島はベトナム最大の島。綺麗な海・海鮮、そしてアクティビティの充実したホテルがそろう手軽に行けるリゾート地。
- 「日本」からはハノイorホーチミンから乗り換えが便利。
- 「ホーチミン」からは直行便あり。
- 「北部」「中部」「南部」で違った顔をもつので、目的に合わせての宿泊先選びが重要!
- 「夫婦2人ゆるく詰め込みすぎない!2泊3日のコース」を参考にしたい方は読み返してみてね
- 我々の宿泊したホテル情報はこちら↓↓↓
フーコック島の楽しみ方は人それぞれです。ゆっくり過ごしたい方にはホテル長期ステイがおすすめ。アクティブに行動したい方は、ツアー参加や1日貸切タクシーで観光地を周るのも◎。
みなさんも自分たちにピッタリの楽しみ方でフーコック島を満喫してみてください〜^^