こんにちは!ベトナム・ホーチミン在住のtsuです。
駐在員の夫と結婚し、海外赴任に後追いで帯同することになった私ですが、出国までの期間でやることは多かった。。皆様も状況は様々かと思いますが、海外での長期生活となると、日本で事前準備が必要ですよね。
2023年渡航ホヤホヤ、私の経験をもとに「渡航前に日本でやることリスト」をまとめてみました。

渡航前の状況は下の表の通りです。
ファミリー | 夫(すでにベトナム在住)・妻・子なし |
車 | なし |
ハウス | 持ち家なし、妻単身アパート→妻実家へ渡航前に引っ越しあり |
行先(国) | ベトナム |
渡航までの期間 | 約4か月 |
渡航までの4か月間を図で解説
こちらは、私が渡航の4か月前、3か月前、2か月前、1か月前に何をしたのか?まとめた図です。期間が限られているかと思いますので、できるものから前倒しで行なっていくのがおすすめです。


渡航前にやることリスト(4か月前)


- 退職準備
- 転職活動(帯同する家族の今後について検討)
退職準備
仕事を継続することが難しい場合、会社へ相談し、退職の準備をすすめましょう。(就業規則によって、退職を伝える時期に規定がある場合もあります。)
※職場によってはリモートワークが可能な場合もありますので、帯同が決まったら、なるべく早く会社へ報告し、今後について相談しましょう。
転職活動(帯同する家族の今後について検討)
今の職場はリモートワークができないけど、海外で働きたい!リモートワークのできる職場に転職したい!という方は、帯同が決まった時点でなるべく早く転職活動をしましょう。就労ビザをとるか、夫の帯同ビザで働くか、そもそも駐在国で働くことが許されているのか等、調べる必要があります。
私の転職活動については、こちら↓にまとめています。


渡航前にやることリスト(3か月前)


- パスポートの準備
- 予防接種
- 引っ越し(単身アパート→実家)
- カード類の解約、住所変更
- ネット登録サイトの住所変更
パスポートの準備
持っていない方は、パスポートの作成をしましょう。パスポート作成のための書類準備期間、申請から手元に届くまでの期間も考慮し、早急に準備しましょう。ビザ申請のため渡航前に必要になる可能性もあります。(パスポートの申請から受領まで|外務省ホームページより)
持っている方は、パスポートの有効期限を確認しましょう。国によってはパスポートの残存有効期間が定められている場合があります。(渡航前に、パスポートの残存有効期間をご確認ください!外務省ホームページより)
予防接種
入国に予防接種証明書が必要とされる国に渡航予定の方、海外生活で感染症にかからないように予防接種を検討されている方。ワクチンの種類によっては、間隔をあけて数回接種する必要があるため、早めにスケジュール調整をして、接種を開始しましょう。
詳しくはこちらにまとめています。




引っ越し(単身アパート→実家)
私の場合、単身アパート(といっても、シェアハウス)から、実家に渡航前に引っ越しをしています。その後、実家から渡航先(ベトナム)へさらに引っ越しがあるので、この時点で荷物はなるべく減らすようにしました。
- 家具・家電の処理(持っていけないものは粗大ごみ処理、もしくはリサイクル)
- 賃貸の解約申し入れ(最低でも1か月前)
- 引っ越し業者申し込み
- 荷物梱包
- 電気、ガス、水道など公共料金の停止
- 郵便転送届け提出
- 転出・転入届け
など
カード類の解約、住所変更
使用しないクレジットカードは解約しましょう。また、使用するクレジットカードや通帳については実家の住所などに変更しておきましょう。(最終的に海外転出届けを出して渡航される方が多いかと思いますので、その際に困らない住所に変えておきましょう。)
ネット登録サイトの住所変更
スマホ等でネット登録しているサイトがあれば、実家などの住所に変更しておきましょう。
渡航前にやることリスト(2か月前)


- 雇用保険延長手続き
- コロナワクチン接種
- ビザに必要な書類の準備
- 海外生活に必要なものを購入
- 航空券の購入
- 歯科検診
- 加入保険の渡航手続き
雇用保険(失業保険)延長手続き
海外帯同のために退職したけど、日本に帰国したらまた働きたいという方。雇用保険(失業保険)の延長手続きが可能です。
詳しくはこちら↓にまとめています。


コロナワクチン接種
渡航先での感染リスクや感染時の症状軽減を目的として接種を希望している方は、早めに接種予約をしましょう。
ベトナムでは、2023年1月時点、入国時の提出書類としてコロナワクチン接種証明書は必要ありません。
ビザに必要な書類の準備
多くの場合、会社が準備してくれます。
私の場合、家族全員分が載った戸籍謄本(または結婚証明書)やパスポートの顔写真が写っているページを夫の会社に提出する必要がありました。
必要書類を取り寄せるのに時間がかかる場合がありますので、渡航が決まった段階で会社に確認してみましょう。
海外生活に必要なものを購入
これだけは日本で買ったものを使いたい!!というものは多めに購入しておきましょう。また、日本で買った方が安いものも事前にチェックしておくと、渡航後に「あれを買っておけばよかった」ということが減ると思います。
私の場合、コンタクト・化粧品は多めに購入しました。
航空券の購入
初めての渡航だと会社が準備してくれる場合が多いです。日程が決まり次第、会社に相談してみましょう。
歯科検診
海外で歯の治療をしたりすると、高額になる場合があります。また、言葉が通じない不安などもあるため、事前に歯科検診を受けて、虫歯がある場合は治療してから渡航するようにしましょう。
私は色々あって、渡航までに間に合いませんでした。。
ちなみに、1年後、日本への一時帰国時に歯科検診を受けています。
その様子はこちら↓にまとめています。


加入保険の渡航手続き
海外に転勤しても、多くの場合、生命保険を継続することができます。ご自身が加入している保険会社に相談してみましょう。
私の場合、ちょうど結婚後の苗字変更の手続きなどがありましたので、そちらと一緒に住所変更や保険料払込方法の変更などの手続きを行ないました。
渡航前にやることリスト(1か月前)


- 確定申告
- 運転免許証の期間前更新
- 渡航用の荷造り
- 海外生活に必要なものを購入(買い足し)
- 税金関係の支払い処理
- 海外転出届の提出
- スマホ契約解除
確定申告
年の途中で退職(年末調整の書類未提出)し、12月31日までに転職していない方はご自身で確定申告をする必要があります。(その年の収入にもよると思いますが。。)
私はネットから「e-Tax」で確定申告書を提出しましたが、やり方が分からない方は税務署などに行って相談してみましょう。
運転免許証の期間前更新
海外渡航期間中に運転免許証の有効期限が切れてしまわないか確認しましょう。一度出国してしまうと頻繁に日本に帰国することは難しくなるため、必要であれば期間前更新をしておきましょう。
期間前更新については、こちら↓にまとめています。


渡航用の荷造り
海外に持っていくものをパッキングしましょう。
私の場合、すぐ使うものはスーツケースに優先的に入れて、それ以外の生活に必要なものは段ボールに梱包しました。荷物が少なく、渡航のタイミングで飛行機の預け荷物として1回で運べたのですが、なかなかそうはいかないと思います。
通常は、船便・航空便などを利用して、後から受け取るという方も多いのでは?その際は、渡航先の国で持ち込みできないもの等を事前に確認しましょう。
海外生活に必要なものを購入(買い足し)
荷造り中に不足しているものに気づいたら買い足ししましょう。特に日本と食環境が違う国に渡航予定の方は、日本の調味料や食材などを購入すると思います。渡航1か月前の期間に買うと、賞味期限の長いものを持っていけます。
税金関係の支払い処理
私の場合、2023年1月1日の時点ではまだ渡航しておらず住民票がありますので、2023年度の住民税の対象となります。渡航前に海外転出届けを提出し、現在は住民票は抜いた状態になりますが、出国後も2023年度分は住民税を支払わなければならないため、自動口座引き落とし手続きを市役所で行ないました。
出国日が確定したら、住民税の支払いがどうなるか確認してみましょう。土地や建物・車を持っている方は、合わせて固定資産税・自動車税も確認しましょう。
海外転出届の提出
1年以上日本を離れる方は海外転出届をお近くの市区町村役所に提出しましょう。(いわゆる、住民票を抜くという作業になります。)
スマホ契約解除
契約しているスマホのキャリアがネットで解約手続きできる場合は、出国直前の空港でも問題ありません。営業所や電話で解約が必要な場合には、解約日や時間を確認して、漏れなく手続きしましょう。
さいごに
私の経験をもとに「渡航前に日本でやることリスト」をまとめてみました。
ぜひ、渡航準備の参考にしていただければ幸いです。
みなさんも、できることは前倒しして、安心して渡航できるようにしましょう。



最後まで読んでいただき、ありがとうございました。